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山田修作/紀平佳丈/松田苑子 展
■会期:2024年4月5日(金)~4月13日(土)※会期中無休予定
■営業時間:12:00-19:00※初日・最終日のみ_12:00-17:00
本展は「○△□」と題し
素材の違う3名の作り手による展示会となります.
○山田修作(陶)
京都で制作を続ける山田さん.
織部、伊羅保の器は
重くなく、軽くなく
品があり、軽快.
洒落ていて、やさしい印象.
10数年、山田さんの織部の飯椀を愛用しています.
昔から大好きな作り手の1人.
△紀平佳丈(木工)
愛知県で制作されている紀平さん.
品があり丁寧な仕事.
轆轤や旋盤を使わず、手作業で削り出し磨き上げその跡を残しません.
「工芸」
私にはまだ重く難しい言葉です.
ただ、紀平さんの仕事を見ていると
「工芸」って、もしかしたらこういう事なのかもしれないなと.
「工芸」の一面に触れたような.
そんな気持ちにさせてくれる作り手.
□松田苑子(ガラス)
京都にてガラスの箱を中心に
制作をされている松田さん.
キルンワークで成形し
磨き上げ
下絵を描いて
サンドブラストで模様を切り起こす
凛とした印象のガラスの箱.
どうして箱なんですか?
という問いに
箱にどこか精神性を感じる
と.
制作に向かう姿勢、感覚が心地よい作り手.
春の空気を纏ったような展示会.
是非、お立ち寄り頂ければ幸いです.

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